認知症 介護|介護を行なう際の基本事項や介護認定のポイントについてご紹介します!

親など身内が認知症になり介護が必要になった場合、認知症患者の人に対してどのように接したらいいのか、わかりませんよね。

 

実際、受け答えや接し方次第では、お互いによりストレスが溜まってしまったり、認知症を患っている人にとっても反って症状を悪化させてしまう可能性すらあるといわれています。

 

介護

 

認知症の人にとってよい介護とは、どのような考え方や姿勢で臨むものなのでしょうか?
また、家族がストレスを抱え込まずに介護を続けていくために活用する行政の介護サービスは、どのようにすれば受けることができるのでしょうか?

 

介護に際しまず必要となる情報についてご紹介します。

 

認知症の介護で必要な基本姿勢とは?

私自身、一昨年に義母が脳出血で倒れたことをきっかけに認知症を本格的に患ったため、いろいろ勉強して認知症について学びましたが、認知症の方の言動は予想以上のものがありました。

 

そういった事態に直面した、どのように接するのが良いのか?
どのように受け答えしたらいいのか?、その道のプロに相談したりして都度学んでいきましたが、それらをまとめてみると、基本的に次のような考え方で介護に臨めばよいということでした(#^.^#)

 

介護

 

敬意をもって接する

いくら認知症でわからないことを言うようになったからといっても、その人の人権や自尊心はなくなっていません。
むしろ、大人しかった人などは、認知症によってプライドが強くなるように感じました。

 

故に、生活の雑事や物事をスムーズに進ませるために「言うことをきかせる」という考え方ではなく、「同意を求める方向にもっていって共に行動する」という考え方のほうが適していると思われます。

 

また、認知症がゆえにトンチンカンなことを言っていたとしても、否定するのは良くないようですね。
よほどのことでない限り、話をそのまま「うんうん」と聞いてあげる方が落ち着いてくれます。

 

 

それに、介護施設の職員の方などは、どんなにわからない状態になっている方に対しても、「おばあちゃん」や「おじいちゃん」ではなく、きちんと「○○さん」と名前で呼びかけをされます。

 

介護する側は、相手の人がかつて能力にあふれ、知性をもって生きてきた人であるという点を忘れずに、敬意をもって接しなければなりませんね。

 

 

今興味や関心を持っていることから出来ることを探っていく

会話の糸口や訓練の糸口を探るとき、いきなりこちら側の提案をするのではなく、その人が興味や関心を持っていることから新しいチャレンジを見つけていく方がその人もスムーズに向き合えます

 

「これはイイだろうから」と押し付けてはいけないんですね(^^;)

 

私の場合、「認知症にはぬり絵がイイ」との情報を得たときに、一方的に用具をそろえて義母にすすめたのですが、義母は興味を全く示さず、やりたがりませんでした。
義母にとっては、かつてやっていた習字の方が抵抗なく「やってみよう」と思えることだったんですね。

 

それからは、日々の会話も義母が関心を示していることから入っていくように心がけています。
その方が言葉を多く発するようになってくれましたよ(#^.^#)

 

 

五感を刺激するケアが効果的

ケアにあたる際、視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚など人間のもつあらゆる感覚を刺激することを心がけると効果的といわれています。

 

例えば、その人が好きな花を飾ったり、好きな音楽をかけたりです。
また、食事や部屋の装飾などで季節感を感じさせるのも刺激となっていい感じです。

 

季節感

 

 

一人で抱え込まない

家族の介護となると、妻であり母である女性の手にゆだねられることがほとんどですが、「私がやらなくちゃ」と抱え込むのは、結果的に介護される側のためにもならないようです。

 

人間は、そんなに無理が効かないからですね。
最初は頑張れても、次第に疲れが出て精神的にもイライラとしてきてしまいます(>_<)

 

そうなると、その感情は介護される人にも伝わってしまいますので、無理のないペースで介護が行なえるよう家族にきちんと協力を求めたり、利用できる行政サービスは上手に活用していくようにしましょう。

認知症の介護でも行政サービスは受けられる?その際の介護認定って?

認知症介護で行政支援サービスを受けるためには介護認定が必要です!

家族が認知症により常に介助が必要である「要介護状態」なった場合や、家事や身支度などの日常生活に支援が必要である「要支援状態」になった場合は、その程度に応じて、介護保険を使い介護サービスを受けることができます。

 

これは、介護される側と介護する家族が共倒れになってしまわないための行政支援サービスですね。

 

◎介護支援サービスの例

  • デイケア・デイサービスの利用
  • 通所リハビリテーション・通所介護サービスの利用
  • 夜間・早朝などの巡回型訪問介護サービスの利用
  • 訪問看護サービスの利用
  • 特養施設・老健施設への入所

 

このようなサービスが、認知症その他の要介護状態に応じて受けられます。

 

女性

 

しかし、介護保険は医療保険のように保険証を提示すれば目的のサービスを受けられるというものではなく、認定を受けた人のみを対象に行われるものであるため、介護サービスを受けるためには、まずその認定手続きをしなければなりません

 

その流れは、下の図の通りです。

 

介護認定

 

この手続きは、必要書類をそろえて各市町村に提出することで受け付けられ、市町村の担当者が訪問調査によって状況を確認し、認定が行なわれることになります。

 

そこでは、本人や家族への聞き取りや主治医の意見書などから細かい項目がチェックされ、全国共通の基準に従って介護認定がなされるのです。

 

 

この介護認定の一連の手続きは少々面倒に感じるかも知れませんが、その結果の認定度合いによって受けられる行政サービスや費用負担が変わってきます
そういう意味でとても重要ですし、抱え込まない介護を行なうためにも必要なものですので、地域のケアマネージャーさんと相談しながら、ぜひ活用して頂きたいと思います。